ノコ・ジーンズを企画した3人は、全員25歳以下だ。
世界から孤立した共産主義国・北朝鮮と接触したいと思ったことが今回のプロジェクトのきっかけだったという。
その1人、ヤコブ・オールソン(Jakob Ohlsson)氏は、北朝鮮は「あまりにも長いこと隔絶されてきた。
どんな形でもいいから外の世界との接触を増やすことがいいことだと思ったんだ」と語る。
自分たちのプロジェクトがなんらかの良い影響をもたらしてほしいと考えている。
3人はまずインターネットで、北朝鮮が製造を請け負うという同政府の公式サイトを見つけ、2007年中ごろに担当高官にメールを送った。
その年は関係の強化に時間を費やしたという。
その後3人は工場の選定と生産監督のために2度、北朝鮮を訪れた。
同国最大の衣料品会社に断られるといった障害もあったが、ノコ・ジーンズの2種類のモデルは2009年半ばから生産開始された。
生産は裁断から仕上げまですべて北朝鮮で行われているが、外国の影響、そして国外とのビジネスから60年もの間、切り離されてきた共産国家で作られ、同国内では入手できないジーンズは決して安くはない。
1本の価格は1500クローナ(約1万9000円)だ。
またノコ・ジーンズはすべてブラック・デニムを使用しているが、それは「北朝鮮の人たちは、ブルージーンズというと米国を連想する。
だから、ちょっとしたタブーとなっている」からだとオールソン氏は言う。
3人は今は北朝鮮国内の市場は狙っていないが、いつか「北朝鮮に住むぼくたちの友人も着られる服を作りたい」と願っている。
北欧の人口は多くないです。
でも、一人一人は世界でしたことがないことをやろうとする気持ちが強いです。
これは教育の成果です。
スウェーデンは点数主義でなく、地域・家庭でどんなコミュイケイトができるか、何ができるか、という発想が基本にあます。
スウェーデンから有能なNPO法人法の指導者が多いのは偶然ではありません。
北朝鮮でジーンズを作って販売するという発想と行動力は新しい時代の息吹を感じさせてくれます。

